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中浜神楽とは、中浜の浜の方のつまり坂元の南の地区で行われる神楽。この地域はすべての住宅が流出した。その結果、集会所に保管していた神楽の道具類も流出してしまった。現時点で、道具類は見つかっていない。
踊りの保存会のメンバーはばらばらになってしまった。残っている人はいない。地元から離れている人がどこにいったのか不明である。神楽をやるためには道具をそろえて、メンバーをそろえることから始まる。現在はやれるかどうかの見通しが立っていない。
中浜地区には300戸ほどの家があり、神楽が行われる天神社の祭典が最も大きい。保存会の30代の後継者には亡くなった人がいる。また、中浜地区から移動した人もいて、現況について話者は把握していない。天神社は津波の被害もなく残っているが屋根が傷んでいる。
宮城県地域文化遺産プロジェクト
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