A-1 山元町坂元中浜地区

2011
A-1 山元町坂元中浜地区
(PDF) 

[調査日]2011 年 12 月 12 日(月)

[報告者]
高倉浩樹 
[調査者]
高倉浩樹 
[補助調査者]
赤尾智宏 
[話者]
(1)A007中浜神楽保存会(1945年生れ - 男) 
被災後の中浜神楽の現状について

 中浜神楽とは、中浜の浜の方のつまり坂元の南の地区で行われる神楽。この地域はすべての住宅が流出した。その結果、集会所に保管していた神楽の道具類も流出してしまった。現時点で、道具類は見つかっていない。
 踊りの保存会のメンバーはばらばらになってしまった。残っている人はいない。地元から離れている人がどこにいったのか不明である。神楽をやるためには道具をそろえて、メンバーをそろえることから始まる。現在はやれるかどうかの見通しが立っていない。
 中浜地区には300戸ほどの家があり、神楽が行われる天神社の祭典が最も大きい。保存会の30代の後継者には亡くなった人がいる。また、中浜地区から移動した人もいて、現況について話者は把握していない。天神社は津波の被害もなく残っているが屋根が傷んでいる。

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