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神輿のある天神社は高台の山にあった。まずはカミサマを降ろして、神輿を降ろす。その時に奉納神楽をやった。このときには特に秘密ではなく誰でも見ることは可能だった。その後神輿を担いで中浜地区の集落を回った。生活センターや集会所の前にさしかかると、神輿を地面に下ろして神楽を舞う。中浜地区の住民、子どもやその親が見に来ていた。神楽は地区の人にとっての楽しみだった。
時間にすると、9時30分頃に神社に行き、10時30分に1時間かけて集落の中心部へ向かい、神輿を担いで町を周る。一通り町を回った後に、海の方へと神輿を運ぶ。その後、再び山へと神輿を戻し、カミサマを上に戻すまで、開始から3時間ほどかかる。神輿を車で運ぶ場合もあり、そのときは通常より広い範囲を神輿が回る。
宮城県地域文化遺産プロジェクト
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