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A-1 山元町坂元中浜地区
[調査日]2011 年 12 月 12 日(月)
神楽の前の準備として、神楽の舞台を設置することはせず、ブルーシートを用意する程度であった。話者の前の世代ではワラを結んで作ったむしろを敷いていた。前の世代は神楽を舞う場所も現在と異なり、神楽の参加者宅の庭先を「カグラヤド」と呼び、そこに神輿を置いてから舞っていた。カグラヤドは毎年交代の回り番ではなく、「今度はあんたの番だよ」という具合に踊る場所を確保できる家が数年単位での交代していた。
宮城県地域文化遺産プロジェクト