A-2 山元町坂元中浜地区

2011
A-2 山元町坂元中浜地区
(PDF) 

[調査日]2011 年 12 月 12 日(月)

[報告者]
赤尾智宏 
[調査者]
高倉浩樹 
[補助調査者]
赤尾智宏 
[話者]
(1)A011山元町教育委員会生涯学習課主査(1971年生れ - 男) 
東日本大震災後の中浜神楽の状況

 11月23日にふれあい産業祭が開かれ、中浜神楽が小学生によって披露された。神楽で使用した子ども達の衣装は、仮設住宅で暮らす母親達によって作成された。その他の道具の準備の過程について話者は把握していなかった。
 震災以前の中浜神楽は区民会館で行われていた可能性もあり、会場が津之明神社であったかどうかは不明である。また、中浜地区神楽保存会以外の(芸能に関する)団体は、小さい単位で各地区に存在するはずだが、詳細に関しては分からないと答えた。
 山元町では11月3日の文化の日から1ヵ月間を「祭月間」と定めており、商工会が中心に「ふれあい産業祭」など、いくつかの祭が開かれる。イチゴ、リンゴ、ホッキ貝が山元町の特産品であり、先月の産業祭ではリンゴの収穫時期でもあり、リンゴが特産品の中心となる。11月以外にも祭が開かれており、6月の産業祭は、収穫期であるイチゴが中心となり、また2月にはホッキ祭がある。今後は、復興、鎮魂の式典、来年の3月11日には慰霊祭が行われる可能性が高い。

タグ

関連URL

この話者の他の調査ノート

関連カード

地区
キーワード

みちのく震録伝 -東日本大震災アーカイブ-

宮城県地域文化遺産プロジェクト

ページトップ