A-4 山元町坂元中浜地区

2011
A-4 山元町坂元中浜地区
(PDF) 

[調査日]2012 年 2 月 14 日(火)

[報告者]
高倉浩樹 
[調査者]
高倉浩樹 
[補助調査者]
赤尾智宏 
[話者]
(1)A007中浜神楽保存会(1945年生れ - 男) 
要望

 学校で神楽をやっているようなので、継続してやってもらって、時々きちんとした踊りにしてもらいたい。子どもは一所懸命だが、形をきちんとさせることが重要。形が崩れる。形がきちんとしていないという印象をもっている。
 踊る内容と笛太鼓双方を伝えるのは、わたしぐらいしかいないのではないか。そういうことできる人は少なくなっている。こうした役は誰にでもできるものではないと思う。子どもの頃からずっとやってきた経験が重要だと思う。もう一人の笛担当は笛は問題ない。踊りとなると部分的にはしっているが、全体は知らない。
 保存会の太鼓や衣装は流されてしまったが、その復興について具体的計画はない。3年前に文化庁に100万もらって直したばかりだった。100数万円のものが流されてしまった。面も衣装も。復興については県を通して希望を出した。
 後継者が欲しい。直接たずさわる継承者が欲しい。道具の作り直しにお金を出して欲しい。それを行政に要望したい。

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震災前 / 震災後

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