0件
現在の八重垣神社の総代長はAさんという方が務めている。八重垣神社は1200年祭を4、5年前に行った。話者②自身も仕事で文化財に関わったことがある。
笠野地区には笠浜甚句保存会がある。石投げ甚句といって、舟を出してホッキをとっていた。本当は資料があるはずだが、私のところにあった資料はすべて流されてしまった。町側には何らかの資料が保管されていると思う。甚句保存会は、今では歌と踊りの保存会で、農協婦人部(JA宮城亘理笠野支部)の人たちにお願いしている。それの予算は部落総会できちんと計上している。11月3日に行われる山元町文化祭で踊りを披露するのが主な活動。14、5人でハッピを着て踊る。踊り手はすべて女性である。現在は道具も衣装もすべて流されてしまったので、休会ということになっている。区費も徴収していない状態なのと、このような状況で「踊りなんて…」という声があることも確かである。そのこともあって、部落の皆の了解を得て、休会にした。個人的には、一時的に無くすとなると、継続に不安を感じるが、もう少し時期をみていきたい。
宮城県地域文化遺産プロジェクト
ページトップ