B-1 山元町高瀬笠野地区

2011
B-1 山元町高瀬笠野地区
(PDF) 

[調査日]2011 年 12 月 12 日(月)

[報告者]
山口睦 
[調査者]
山口睦 
[補助調査者]
兼城糸絵 
[話者]
(1)A011山元町教育委員会生涯学習課主査(1971年生れ - 男) (2)B012山元町笠野地区副区長(1948年生れ - 男) 
笠野地区の民俗文化財について

 現在の八重垣神社の総代長はAさんという方が務めている。八重垣神社は1200年祭を4、5年前に行った。話者②自身も仕事で文化財に関わったことがある。
 笠野地区には笠浜甚句保存会がある。石投げ甚句といって、舟を出してホッキをとっていた。本当は資料があるはずだが、私のところにあった資料はすべて流されてしまった。町側には何らかの資料が保管されていると思う。甚句保存会は、今では歌と踊りの保存会で、農協婦人部(JA宮城亘理笠野支部)の人たちにお願いしている。それの予算は部落総会できちんと計上している。11月3日に行われる山元町文化祭で踊りを披露するのが主な活動。14、5人でハッピを着て踊る。踊り手はすべて女性である。現在は道具も衣装もすべて流されてしまったので、休会ということになっている。区費も徴収していない状態なのと、このような状況で「踊りなんて…」という声があることも確かである。そのこともあって、部落の皆の了解を得て、休会にした。個人的には、一時的に無くすとなると、継続に不安を感じるが、もう少し時期をみていきたい。

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