B-1 山元町高瀬笠野地区

2011
B-1 山元町高瀬笠野地区
(PDF) 

[調査日]2011 年 12 月 12 日(月)

[報告者]
山口睦 
[調査者]
山口睦 
[補助調査者]
兼城糸絵 
[話者]
(1)A011山元町教育委員会生涯学習課主査(1971年生れ - 男) (2)B012山元町笠野地区副区長(1948年生れ - 男) 
笠野地区の今後について

 現在、町に対して‶笠野"としてまとまって住めるような場所を与えてくれないかと求めているが、実際には1人1人にヒアリングをしてほしいと考えている。やはり、移転するにしても、金銭的に余裕があるか無いかが問題になるのではないか、と思う。金が無いと、やはり町営住宅に入るしか無いんじゃないのか。色々と意見はあるかもしれないけど、笠野地区としてのまとまりを配慮してほしいと考えているし、そう訴えている。
 個人的な活動だけど、やはり皆家をなおしてでも戻りたいといっている人が多い。でも、法律で阻まれている。現在笠野地区は1種、2種、3種というように災害建築法に基づいて土地がわけられている。戻りたい人がいるという状況を踏まえて、法律を柔軟に変える必要がある。新築を許可する代わりに自己責任制にしてほしいと考えている。人が戻ってきて住んでいいというのならば、なぜそこを(法律で)限定してしまうのか。その辺りがわからないところである。

タグ

震災後

関連URL

この話者の他の調査ノート

関連カード

地区
キーワード

みちのく震録伝 -東日本大震災アーカイブ-

宮城県地域文化遺産プロジェクト

ページトップ