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津波により多くのものが流されたが、海上安全を祈る夏祭り「浜降り神事」で使われてきた神輿も流されてしまった。流されたものの大半は、波の方向が一定ではなかったためにどこに行ったか分からない状態だったという。そんな中で、八重垣神社の元総代の自宅でこの神輿が発見され、見つけた自衛隊の方によって持ち込まれたという。見つかったみこしは兼務神社である天神社に移されることになり、みこしの移動には八重垣神社と天神社の氏子の手で天神社に運ばれた。
7月31日に行った夏祭りには30人程が集まり、なんとか神輿を担げないかとも思ったが、流されたために痛んでおり修復が必要であり断念した。昔から神輿の手入れをしてくれていた家具屋さんがあるが、津波で道具を流されてしまい、気力がないとのことで、まだ修復を行えてない。担ぐものなので、途中で折れたりしたら困るので、下手には直せない。
宮城県地域文化遺産プロジェクト
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