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名取周辺にはもともと3軒しか家がなかったといわれている。桜井、岡二の倉(オカニノクラ。これは屋号。姓は話者失念)、洞口の3軒である。このうち、桜井が北釜、岡二の倉は玉浦の林、洞口は飯塚にそれぞれ本家がある。話者の家は、このうちの桜井の系統だが、分家である。話者は、分家した先祖から数えて11代目。
なお、北釜では、先祖がどこからどうしてやってきたのかなどという話はほとんど伝わっていない。昔はみな貧しく、そんなことを考えたり話したりする余裕はなかったからという。
宮城県地域文化遺産プロジェクト
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