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昨年の3月14日に潮垢離行事について、浜市、宮崎町、熊野神社総代、役員4、5人で最終打ち合わせが開かれることになっていた。
4月15日、16日の2晩で潮垢離行事を行う予定で、浜市漁港の漁船に神輿をのせて運んでもらえるよう依頼するつもりだった。今回の潮垢離は区長の話者が中心であり、20年前の前回はA氏が実行委員長を務めた。A氏は浜市地区の生き字引の様な人で、潮垢離行事についても精通していたいが、今回の震災で亡くなった。
潮垢離は、区の主催ではなく、B家個人に宮崎町から神輿が運ばれていた。区から個人に要請して実施されていた。浜市には鹿野、阿部姓が多く、鹿野姓が一番古い家であり、2、3の分家に分かれている。
前回の祭主はC氏で、3年前に亡くなった。C氏の妻は今回の震災で亡くなり、息子のD氏はC氏より先に亡くなっていた。
今後の潮垢離の「祭」は熊野神社に依頼することになり、大々的なことはできなくなる。昨年は、誰がご神体を「潮垢離する」かについては未定であった。行事の詳細については、熊野神社側に委ねられることになりそうである。
宮城県地域文化遺産プロジェクト
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