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また、フナマツリとも呼ばれる早馬神社例大祭は被災による参加漁船の減少をまぬがれず、港湾も地盤沈下し瓦礫撤去も未完了の状況ではあったが、ルートや手順を変更して執り行なわれた。通常御神輿を御召船に載せていたのは宿浦であったが、応急的に船がつけられるようになっていた小鯖港よりトラックで運搬されて載せられた。また、通常は寄港し、神輿が巡幸していた浦々(鮪立他)に立ち寄ることができなかったが、海上では例年どおり航海安全と大漁が祈願された。また通常は宿浦から早馬神社、寄港する浦々の各神社までを練り歩いた御神輿は、今年は仮設住宅をトラックでところどころ運搬されながら巡幸した。
宮城県地域文化遺産プロジェクト
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