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1月14日 チャセゴ・鳥追い
夜遅く、子どもたちが、昨年に新築した家や、嫁をもらった家を「アキの方からチャセゴに来ました」と語ってあるいた。厄年に当たる大人も、面をかぶり、頬かぶりをして、軒並み踊りあるいた。
また、この夜の12時が過ぎたときに、「鳥追い」をした。正月のオトシナに挟んだ白い紙を取って、竹に洗濯物を干すように吊るしておき、家の前に立てかけて置く。時間が来ると、それを持って、家のコンコン様(稲荷)やオミョウジン様、家の角などに行って、「ホーホー、ヤーヘエ、ヤーヘエ」と叫んで、他へ追い払う仕草をした。この夜は「マナクの一つのチョウレンボウ」という「毒鳥」が飛んでくるので、それを追い払うためだという。
7月7日 虫送り
竹にズンダ餅やアンコ餅を挿して、川や海に立ててくる。この日の朝は7回餅を食べて7回泳いだ。
8月15日 豆ゲッツァン
月を見る行事。ススキを上げ、オクズカケを食べた。
10月15日 芋ゲッツァン
農家から里芋をもらった。
宮城県地域文化遺産プロジェクト
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