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大字寺島のなかでも寺島部落は日月堂、蒲崎と新浜は湊神社を祀っている。日月堂の拝殿が震災により倒壊してしまったのでいまでは解体してしまった。また、鳥居と旗竿があったが地震(振動)により壊れてしまった。祭神は日天月天であるといい、八幡旗が昔あったのでそれがご神体だったのではないかと思う。
日月堂の祭日は9月8日、餅をついたり、おこわを炊いたりして食べる。神楽などは特に行っていない。これまで2、3回頼んで早股から神楽に来て貰った記憶がある。岩沼の竹駒寺の住職が別当を務めている。別当は今年も祭を行って欲しいという考えであったが、住民側がこんな状況では無理であると主張し、行わないこととなった。
現在は鏡が置かれている。本殿の脇に天神があり、そこに子ども神輿がある。子ども神輿は子ども会が参加単位となって行われたが、これは祭りとは別に行う行事であり、毎年3月頃に行う。もともとは男児だけで担いでいたが、今では女児も担ぐ。今年は地震の前にしたようなしていないような、記憶が少し曖昧である。
宮城県地域文化遺産プロジェクト
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