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地区のまつりとしては、毎年11月23日の下増田神社の新嘗祭や、毎年10月第1日曜日の町内会のまつりなどがある。
新嘗祭では、北釜地区の子どもたちが神輿を担ぎ、北釜地区内をまわる。神輿を担ぐ子どもの後ろに親と警察官だけが集落内をまわり、神職は神輿につかない。地区内の各家では、家族が門の所にたって神輿を迎え、賽銭をいれる。神輿が地区内を一周して神社に戻ったら、子どもたちは地区の集会所でカレーライスなどを食べ、おとなは直会としてお酒を飲む。
震災があった昨年は、春も秋もお参りはしたが、直会はしていない。しかし参加者は多かったという。今年の正月も下増田神社にお参りした。町内会では元旦に元旦祭をして参拝客を迎えていた。
震災後も神社の宮の掃除は続けている。下増田神社は、御神体の入っている方の宮だけが津波のあとも残っていた。山の神の宮の畳は、下増田神社の氏子から寄付を集めて敷き替えた。
宮城県地域文化遺産プロジェクト
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