0件
震災後の一連の獅子舞の復活についてはテレビの取材を受け、ドキュメンタリーでBSフジ(10・24)で放送され、東北放送でも12月2日に放送された。またもう一度放送する予定である(3月3日BSフジ「夢の食卓」でわかめ漁の復活を中心に番組構成)
→今回の調査では、TVプロダクション(うるるん旅行記の企画・取材プロデューサーとカメラマンが今回の調査でかなり同行)。そうした縁で石川さゆりの被災者支援CD録音(盆踊り歌)で、父親や話者④など5名の齋太郎節の歌い手が東京の録音に参加した。イントロで歌っている。
ともかく情報とモノが不足し、浜は全部やられたので、まずは捜索に追われた。
大曲地区の住民は矢本運動公園とグリーンタウン矢本の被災者住宅に分かれて住んでいるが、中には個人のつてで住宅に住んでいる者もいる(会長宅)。すでに3分の1は市外に出たかもしれない。
(東松島市大塩緑が丘、グリーンタウンもとや②&③仮設住宅自治会(入居者300戸、750名)
獅子舞に関するほとんどの資料や、道具(獅子、はっぴ、太鼓など)もほとんど津波で流されたが、獅子舞の保存会の記録については一部水をかぶったものの、読み取れる形で書き置きが見つかった。日本財団の助成を受けて獅子人間文化財?の人につくってもらったが、やはり違う。目や顔つきがこっちで作ったものと違う。この獅子は東京で公演するときに使うことになっている。太鼓は玉造神社に置いてあったが、神社も流され、まったく別のところで見つかった。はっぴなどを財団の助成で作ったことは大きい。
今の獅子舞い保存会の仮事務所(矢本市内)は普段は誰も住んでいないが、ここに獅子頭、太鼓やはっぴなどを置いてあり、また前後打ち合わせなどや行事の前に集まったり、ちょっとした飲み会はできる。ただし普通の家なので、いつまでもいるわけにいかない。
練習は別の場所でしている。
宮城県地域文化遺産プロジェクト
ページトップ