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釜谷では長面や雄勝の寺の檀徒も多く、全戸が観音寺の檀家というわけでない。釜谷のメインストリートを、大川小学校近辺より海側に向かって、上・中・下(カミナカシモ)と区分けされている。入釜谷は現在は行政区が一緒で、はたから見れば同じ地区と思えるかもしれないが、部落としては別である。谷地中は10~20軒以下が住み、元は別の部落だったが、釜谷が大きくなって合体した。しかし神社は別で、道沿いに見える鳥居は谷地中のものである。釜谷の稲荷神社は毎年10月19日がお祭りで、去年は皆来て拝んでいったが、今年はどうなるか。この祭日になったのは、今の天皇が結婚した年からであり、自分の生まれた年と同年からである。以前は日程が違った。神楽もやっていたが、釜谷で踊れる人が1人だけになってしまい、他地区から応援に来てもらっていた。尾崎・長面などそれぞれの部落に神楽がある。
宮城県地域文化遺産プロジェクト
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